クワガタとカブトムシを飼ってみる

 2019年夏、子供が甲虫に興味を示したので、クワガタとカブトムシを採集して飼ってみることにしました。
 奥さん的スタンスは「基本的に家の中で動物を飼うことはやめたい」なのですが、クワガタとカブトムシは鳴かないので静かですし、臭いとコバエの対策をすることにより許容範囲に達しました。子供は一度はクワガタとカブトムシが好きになる時期があるようですね。童心に戻りやってみることにしました。

採集に出かける

 今も昔も、クワガタとカブトムシが集まる所は「夜の灯火」「樹液の出る木」。自宅周辺、キャンプ場やその周辺、で探すことにしました。

採集できたかどうか

名前オスメス採集場所
ミヤマクワガタ21灯火の下
ノコギリクワガタ01灯火の下
コクワガタorオニクワガタorスジクワガタ01灯火の下
カブトムシ11灯火の下
アオカナブン2
※雌雄を調べなかった
樹液の木から落として捕獲
飛んでいたのを網で捕獲

 2019年に訪れたキャンプ場は3か所。それぞれ2,3本の樹液の出る木がありました。蝶、蛾はたくさん集まっていましたし、カナブンもいて捕まえることができました。樹液の木の下にはクワガタの死骸が多数あり、たくさんいる確信はありましたが、木の高い所におり揺らしても落ちず、樹皮の奥に隠れる等で捕獲失敗。一方、夜の灯火下で捕まえることができました。キャンプ場の夜は、みなさんクワガタ・カブトムシ探しをして賑わっていました。

飼育環境

 近くのホームセンターで以下購入しました。
 ケース、マット、止まり木、落ち葉、朽木、昆虫ゼリー、昆虫ウォーター、コバエ防止シート、エサ皿
 深目にマットを敷いて朽木を入れ、昆虫ウォーターでマットに湿り気を与え、昆虫ゼリーを与える。昆虫ゼリーはなくなったり汚れたら交換。
 ミヤマクワガタは気性が荒いので別ケース。写真はケース2です。




どのくらい生きたか

 長いもので2か月くらい生存を確認できました。それ以降は潜って出てこず生死不明(コクワガタ、オニクワガタ)です。カブトムシ1週間程度。ミヤマクワガタ2~3週間。アオカナブン1ヶ月くらい。
 クワガタは冬を越すものがいるので、飼育環境は薄暗く涼しいに置きそのままにしておきました。

幼虫が生まれた

 年を越して3月上旬。飼育ケース2のケース側面に幼虫が見えていることに気が付きました。これは幼虫を確認してから2週間くらい経った頃に撮影したものです。みるみる大きくなってきました。

蛹になった

 幼虫を初めて確認してから3週間経った頃、蛹になりました。写真は蛹になってすぐに撮影したもので、白くて透明です。クワガタは成虫になるまで2、3年かかると思っていたのですが、この分だと夏には成虫になるのではないかと。小さいのでミヤマやノコギリではなさそうです。


移行の経過はこちら
⇒クワガタとカブトムシを飼ってみる その2