週刊うちの庭 ~2020年 04月 04週~

2020.04.20 ~ 2020.04.26

4月第4週は朝夕がまだ寒い日が続きましたが雨が降ったため発芽が進みました。発芽済みのものは花芽が付いてきました。一気に暖かくはならないためお花が長持ちして楽しめています。


シラネアオイが発芽しました。毎年少しずつ増えて芽が5つになりました。葉が花芽を包んで出てきますが、小さい芽は花芽がないことが多いです。今年はいくつ咲くかな。


サンカヨウが発芽しました。これも、花芽を葉で包んで出てきます。サンカヨウの方がシラネアオイより増えます。土の中に大きな球根があって、そこからいくつも芽が出てきます。


エゾキスミレが発芽しました。庭の工事で植え替えたので心配していたのですが、咲いてくれると良いな。アポイ岳の超苦鉄質岩起源土壌(ここの場合はかんらん岩と蛇紋岩)に適用したスミレです。下のシソバキスミレよりも強く増えます。


シソバキスミレが発芽しました。例年、エゾキスミレより発芽が数日遅いのですが今年は同日発芽です。エゾキスミレもそうですが、超苦鉄質岩起源土壌に適用したスミレは、発芽時、紫蘇の葉のような紫色で光沢があります。こちらは夕張岳の超苦鉄質岩起源土壌(ここは蛇紋岩起源)に適用したスミレ。お互い結構似ています。これも庭の工事で植え替えた組。花が咲いてくれるといいな。


アポイアズマギクに花芽がつきました。アポイアズマギクは強くて、真夏の直射日光バリバリでも平気に見えます。今年は例年より弱い感じがするので、そろそろ株分けかな。


定番のフクジュソウが芽出しました。フクジュソウは庭工事で行方不明になっていたのですが、畑の真ん中から出てきました。行方不明になってプランターの土を畑に敷いた時にまぎれた模様。びっくりです。だいぶ細々しくなってしまったのですが、見つかって良かったです。


エゾエンゴサクがいつのまにか芽出してました。これも庭工事で行方不明になったものの一つでしたが、フクジュソウと同じく畑で芽出してました。この分だと、他にも出てくるかもしれないので、下手に野菜を植えられないかもしれない。


タイツリソウが花芽付けました。これも強くて増えます。今年も魚のタイが鈴なりになったような花がまた見られるかもしれません。


エゾノハクサンイチゲに花芽がつきました。この花を見ると夕張岳を思い出します。夕張岳の山頂付近で霧と雨と冷風に揺れるエゾノハクサンイチゲの群生に出会いました。元気いっぱいたくさんの花を咲かせていました。うちの庭ではたくさん花が付かないですが、今年も花をつけてくれて感謝です。