石のDB

115 含珪線石黒雲母片麻岩 sillimanite-biotite-gneiss 襟裳町 

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採集日:2005-04-24
採集地:襟裳町
地質帯:神居古潭帯
岩体 :ー
種別1:変成岩
種別2:泥質
サイズ:12cm

日高山脈を分かつ日高衝上断層より東側に現れる変成岩の一つ。

珪線石を含む黒雲母片麻岩です。 細長い結晶が珪線石とのこと。珪線石は、菫青石同様、泥岩が高温低圧の状態下で生成された変成岩の中に見られます。これが日高山脈にあるということは、現在、日高山脈になっている部分が、大昔に、高温低圧状態下に置かれた時代があったということになります。
珪線石を含む岩石があるということは、日高山脈が盛り上がる前、日高山脈を作ることになる島弧が、あまり地下深くない所(低圧)で高温状態になったことがあったのではないかと想像されるわけで、その熱源として、海嶺が考えられているようです。
これの同質異像に藍晶石と紅柱石がありますが、これが落ちている沢でちょこっと探した限りでは見つかりませんでした。


母岩は黒雲母片麻岩だと思います。泥岩が強い変成作用を受けた時にできる岩石です。これの採集に際し協力していただいた方には感謝しております。m(__)m

これは比較的ハッキリわかる結晶が入っています。これは頂き物です。母岩は、上と同じ黒雲母片麻岩だと思います。赤紫っぽいキラキラしたものが黒雲母だと思います。頂いた方には感謝しております。m(__)m