
採集日:2008-06-26
採集地:士別市
地質帯:神居古潭帯
岩体 :犬牛別
種別1:火成岩
種別2:深成岩
サイズ:6cm
士別のかんらん岩です。士別の幌加内オフィオライトが見られる川原で採集しました。
かんらん岩とは「かんらん石」「直方輝石」「単斜輝石」の3種類の鉱物を主成分とする岩石のうち、かんらん石が岩石全体の40%以上含まれている岩石です。直方輝石かんらん岩とは、単斜輝石があまり含まれていないかんらん岩で、単斜輝石が岩石全体の5%です。
幌加内オフィオライト中のかんらん岩は、ほとんど蛇紋岩化しており、かんらん岩は少ないですが、根気よく探していると見つかることがあります。外見からは確実にはわからないですが、あたりを付けてハンマーで割っていると、当たることがあります。まだ透明感のあるかんらん石が残っていて、ここのかんらん岩としては状態が良い方ではないかなと思っています。

珍しく、かんらん石が割りと変質せずに残っています。濃い色になっていて、少し透明感があって、僅かにオリーブ色がかっています。
※直方輝石は、以前は「斜方輝石」と呼ばれていました。2014〜2015年頃に日本結晶学会、日本鉱物学会で「直方輝石」と呼ぶことを優先すると決まりました。ただし「斜方輝石」と呼んでも間違いではないとしました。私は「斜方輝石」と呼んでいた時期が長いので、その方が言いやすいです。